Everly

アメリカで1月23日に公開された”Everly"がネットにアップされていたのでチェックしました。


日系ギャングの経営する売春宿に4年間も閉じ込められ、売春婦として客の相手をしていた主人公のエバリーは、市警の刑事と知り合いになったことで、売春宿からの脱出を密かに目論んでいた。

そんなある日、日系ギャング達の相手をさせられていたのだが、あまりの暴力的な行為にキレキレ・・・
ヤクザ連中を殺してしまったところ、ギャング達の電話が一斉に鳴りだす。
その電話は、ギャングのボス(タイクン:渡辺博之)からのもので、お前は俺を裏切ろうとした。
部屋にあるクリスマスプレゼントを開けてみろとのこと。大きさの割に思いプレゼントを訝しがりながら中身を覗いてみると、そこのは自分を助けてくれると言っていた刑事の生首があったのだ。

更にタイクンは、ある住所を読み上げ、そこに手下を送ったという。その住所は、母親と子供の住んでいるところで、母親に連絡を取ろうとするエバリー・・・
そんなエバリーには、タイクンから高額の懸賞金がかけられたため、他の娼婦たちまで殺そうと押しかけてきて・・・

果たして、エバリーは、売春宿から逃げる出すことができるのか、母親と娘の命を救うことができるのかというお話でした。


・感想
日系ギャングがサディストばかりで、これはちょっと観てらんないなというシーンが多かったというのが正直なところ・・・
売春宿であてがわれた自分の部屋と共用廊下などの一部だけで、1本の映画を作り上げるという部分は、面白いなと思いましたが、それを補うストーリー展開が今一つな上に、その部分をバイオレンスシーンで補おうとしているので、もうこれ以上延ばさなくていいから、さっさと結末にしてよって感じでした。

結論としては、映画館で観る必要なし、準新作扱いになったころにレンタルでみればいいと思います。