The Curse of Downers Grove (2015)

8月21日に全米で公開される予定の映画がネットにアップされていたのでチェックしました。



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感想
夏にお決まりの若者のホラーものでした。ちょっと驚いたのは主人公の女性の英語が綺麗なことくらいです。
オーストラリアン人ってもっとなまっているかと思いました。
あとは、普通のこの手の映画です。恐らく、日本での公開はないと思います。



・あらすじ(ネタバレ)
この街では、高校を卒業式の近辺で卒業予定に生徒が事故等で死ぬこと多く、これは呪いなんじゃないかと都市伝説みたいになっています。
(主人公曰く、1800年代にインディアンから土地を奪って町を建設したから、それが原因なんじゃないかな?でも、それが原因だとすると、ほとんど街が呪われるわけで、結局、原因不明)


卒業式をまじかに控えた主人公は、夜な夜な悪夢に悩まされるますが、気になる男性とも出会い気分は上々、今日は、親友の車でダイナーまで、そこでは高校の友達と今まで起きた変死事件について、情報交換をしていました。
他の友達と別れた後、親友の車の中で話をしていると、大学生たちにナンパをされ、その話に親友が乗り気なものだからいっしょにパーティーの出向いてしまってから、色々な出来事が起こります。

パーティー会場のトイレで、ナンパをしてきて大学生とばったり遭遇、そこで、レイプされそうに辛くも逃げ出したものの、相手の目を傷つけてしまったことから、この大学生に付きまとわれることになります。
(→大学生はアメフトのQBでしたが、目が失明しアメフトができない体になってしまったのです。)


パーティーの日の出来事を気になる男性(自動車修理工)に話しに行った時、彼女の方から「どうして私のことをデートに誘ってくれないの?」と問いかけると彼氏は、「なんでだろ。判らないや」とつれない返事、でも、その後、主人公の家に誘いに来てくれて、初めてのドライブに行くことになります。

ドライブで見晴のいい高台に車を止め、いちゃついていると、あのQBが突然車の窓ガラスをノック、選手生命を失ったQBは、彼女との出会いが運命的なものと勘違いをしていますが、つれなく断られてしまいます。
その後、すぐ、2人で警察にストーカー行為をされていると相談に行きますが、QBの名前を出したところ、なんとそのQBは警察官の息だったことが判明、警察も及び腰になります。


卒業式の呪いに関する悪夢はたびたびみますが、そこにストーカー行為をするQBまで現れ、どんどん状況が厳しくなる主人公。
QBは失明で選手生命が失われた事に逆恨みし、彼女の人生も台無しにしてやると、仲間とともに出かけます。
QBは、ホームパーティーの準備をしている主人公の親友と弟をスーパーの駐車場で発見、姉貴はどこにいるんだと詰め寄りますが、答えない弟に暴行を加え腕を折ってしまいます。

救急病院に向かう主人公、病室では気丈な弟が、彼氏と旅行中の母親には電話しなくていいよ。彼女を車から出て来るなっていって、俺だけで済んだから、俺、デカしたよねと声をかけてきます。
一方、警察官は、車のトランクにアルコール類などがあったこと等を理由に、これまたQBの逮捕には及び腰で、主人公のイライラは募るばかりです。


切れた主人公は、QBの自宅に挑発のメッセージを投げ込み、QBを煽ります。
ホームパーティーの当日、ライフル銃などを用意し、彼氏、弟とQBの襲来に備えます。
パーティーが盛り上がっている中で、家じゅうの電気が突然消え、拳銃の発砲音が鳴り響きます。逃げまどう客たち、QBとその仲間が襲いかかってきました。

暗闇の中、QBに捕まる主人公、QBの思い込みを逆手にとって甘言で危機を脱出します。ライフル銃を取りに2階へ行くと、親友にQBの仲間がのしかかりレイプしようとしているところを発見、そしてそいつを射殺。
1階では、彼氏が2人組に襲われていたので、そいつらも射殺。
で、最後にリーダーのQBをライフル銃で殴り倒して、この難局を乗り切ったかと思ったのですが、家のブランコで隣人の同級性(主人公に片思いのホームボーイ)にことの顛末を語っていると、やきもちを焼いた同級生に腹を刺されて、悪夢の通り刃物で刺され亡くなってしまいます。
結局、彼女は呪いから逃れることができず、街の伝説の1ページを刻むことになってしまったというお話でした。



最後のエンドロールの後に再度、主人公の悪夢が流れますが、これは、ダイナーで同級生たちに”正しい選択が正しい経過を導くのよ。言ってること判る?”と講釈を垂れていた主人公のセリフが伏線で、その回答だったのではないかと思います。

QBの挑発にのって、向かっていったお前の選択は正しかったのかい?

という意味ではないかと思いました。



・英語のみ(字幕なし)