Soldiers of the Damned (2015)

8月にイギリスで公開された映画がネットにアップされていたのでチェックしました。





・感想
イギリス映画ということでハリウッド映画みたいな派手さもなく、たんたんと描かれていく感じです。
森にある遺跡のある品物には、戦争の趨勢をひっくり返す程の力が秘められているのではないかということで、ヒムラー傘下の教授がそれを探しに敵の支配地域の森に探しに行ったけれど、その森の力でドイツ軍がどんどん殺されてしまうだけの映画でした。
日本ではDVDも発売されるかも判らないと思いますが、イギリス訛りはそれほどひどくないので、聴き取りの練習としてみるには丁度いいかもしれません。




・あらすじ
ナチのヒムラーは暴虐の限りを尽くしたSSの長官である一方、偽科学部門の責任者でもあった。
1944年、ナチスドイツは、ソビエトの攻勢によって、ルーマニアより全面的な後退を余儀なくされていた。


主人公(少佐)が率いる部隊に特殊任務が命ぜられる。
ソビエト軍の支配地域(最前線より20キロ後方)にある森では、死者が生き返ると言われているがその森に行って戻ってきたものはいない。
その森に民間女性(専門家・教授)を送り届け、そしてまた連れて戻ってくるという無謀な命令だったため断るものの、この命令を出したのがヒムラーだったため、引き受けざるを得なかった。


当初の予定通り、夜明けまでに森に到着することができたが、兵士達には、幻聴・幻覚・嘔吐など起こる。
それでも、進むと高級なドイツ製の服をきた男性がタンクに押しつぶされた死体を発見するが、死体のあった場所はタンクが通れるところではなかった。
⇒今回の任務の前に同じ任務についていた教授だと判る。


森の力で、隊員たちはタイムリープ?飛ばされた先でどんどんなくなっていく。
教授は、森に飛ばされた先で、先任の教授と遭遇、先任の教授たちが見つけた遺跡は、あまりにも強力すぎて、とんでもないことになる。それよりも戦争に負けた方がまだましだ。遺跡を森に返さないといけないと説得されるが納得せず、意識朦朧の専任の教授を張り倒すと、そこに空からタンクが落ちてきて、押しつぶされてしまう。


最終的に主人公の少佐と教授だけとなり、教授は森の力で自殺、少佐は遺跡を元に返したあと、森を彷徨っている最中、ソビエト軍の兵士と遭遇し射殺される。


・英語(字幕なし)