Heist (日本公開1月9日)

12月9日より日本で公開予定の映画 ”HEIST" がネットにアップされていたのでチェックしました。






・感想
ジェフリー・ディーン・モーガンデニーロの演技が秀逸でした。
ストーリー展開に大きな影響を与える、ポーとその娘の決別のシーンのデニーロの演技は文句なしだと思います。
また、最後の方でドンでん返しを食らいまくるので、見るつもりの方はこれを読まない方がいいと思います。




・ストーリー展開(ネタバレ)

工場街でバス待ちをする妊婦、やっときたバスに乗り込むも、カードが機械を通らず運賃を支払えない、この機会壊れてるんじゃないの?と文句をいうけれども運転手は問題ないよ、小銭で支払ってと要求してくる。

この運賃の支払いで手間がかかって出発が遅れた結果、カジノを襲った主人公一味がこのバスを乗っ取るはめになるのだった。


時は逆のぼって事件前に・・・


カジノのオーナーポー(ロバートデニーロ)ビジネスを上手く運ぶために”原則”を掲げてカジノを経営している。
基本的には、従業員などになめられ、つけこまれないようにするためのもので、その規則を破ったものには、厳罰に対処していた。

そのカジノのカードゲームのディーラーをしている主人公には、幼い娘がいて術前の入院をしているのだけれども、加入している医療保険では、娘の病気がカバーされていないため、入院費の支払いも滞るほど金銭的に逼迫していた。
入費費用の支払いを病院からせがまれ、何とか1週間、来週の金曜日にまって貰えることになったため、金策に走る主人公、その主人公に毎週木曜日にある中国人の客が毎週木曜日に大金を巻き上げられ、毎週金曜日には、別の中国人が大金を稼いでいっているという話が、警備担当の同僚との話の中で耳に入り、そんなマネーロンダリングにかかわるような金を奪っても問題ないだろうと言われるが、ポーから金を盗むなんて自殺行為だといってその話には乗らない主人公だった。


主人公は、オーナーのポーに、手術費用として3000万円の借り入れを申し入れるのだったが、それは、原則に違反するので無理だとすげなく断られる。それでもあきらめきれない主人公は、ポーの取り巻きに手を挙げてしまい、首を宣告されてしまうのだった。


首となった主人公は、毎週木曜日に大金が入るという話を教えてくれた同僚の売り上げを強奪の話に乗ることにする。
翌日、警備担当と待ち合わせをしていたバーに、警備担当が主人公の知らない男を2人連れてやってきた。
警備担当の男は、銃を使った単純な計画を提案するのだったが、銃を使えば、捕まったときにポーは俺たちを殺すぞと反対するのだが、相手がこれは俺の計画だと譲らないため、銃を使うことについては承知することに。
しかし、余りに単純すぎる計画に難色を示したところ、他に計画があるのかと尋ねられ、絶対的な存在であるポー存在を逆手にとった、自分の計画を淡々と説明していくのだった。



(主人公のプランの説明=実際の強盗の場面という場面展開)
→銃撃が発生したことを知ってビビった逃走車両担当の仲間が逃げてしまったため
→徒歩で逃走、バスを乗っ取るという最初のシーンに繋がる。


銃声を聞き付けたパトカーが不審に思って、バスに並走、路肩への停車を求めてると運転手が主人公に話すと、他の仲間が我慢しきれず、パトカーに向かって発砲したことから、警察の追跡を受けることになる。



自分の携帯の電話番号を窓ガラスに口紅で書き、パトカーの警官に電話するように促す主人公
警官が電話すると、バスの乗客の安全は保証するので、道路の封鎖を解いて欲しいと要請する。
余りの熱心さに、上層部に要請するが、すげなく断られる。それでも、主人公の必死の説得を信じた警官は、自分の車を道路を封鎖する車両にぶつけて、バスが通りぬける隙間を作るのだった。


早朝、ポーに報告の電話を入れる取り巻き、主人公と他2名に3億円を強奪されたことを報告すると、ポーは、あいつらが警察に捕まったら、名高い組織のマネーロンダリングに関与していることが明るみに出かねないんだぞと叱責し、今夜まで金を取り戻すという取り巻きに対処を任せるのだった。


ハイウェイを逃走するバスと追いかけるパトカーの一軍
バスの中の状況
・警備担当:緊張で切れまくり
・その他の仲間;銃で腹を撃たれて衰弱
・主人公:切れる警備担当のフォローをしつつ、バスの乗客にけが人が出ないように配慮している

主人公の医療関係従事者は乗っていなのかという問いかけに、獣医専攻の女子学生が手をあげ、仲間の手当てを始める。
一方、警備担当は知人に連絡をつけ、メキシコへの高跳びを画策するが、その知人のところまでのガソリンが持たないため、主人公は警察との交渉を画策する。


警部の執務室で叱責を受けるパトカーの女性警官、バッジの返上を促されるているところに、この案件の担当者である警視がやってきて、承認されていない道路封鎖を行ったのはどっちだと詰め寄る、役職が上であることをいいことに警部の反論を封じて、警部の後任として女性警官を任じ、同行させることにする。


カジノの取り巻きは、逃走した運転手の男を確保、靴問の上、射殺する。


給油の交換条件に、妊婦と子供解放する主人公
→妊婦と子供解放することについも、警備担当と意見が対立したが何とか説得して押し通す。
警官は、ヘリの狙撃手を配置して、主人公、狙撃するチャンスがあったものの、今回はそのまま見逃す。


シェルターで働く娘を訪れるポー、娘に生前贈与を申し出て書面へのサインを求めるも、お金では私を買うことはできないわとすげなく断られてしまう。
それでもお金に白黒がついているわけではないだろうと執拗に粘る父親をみて、娘は、どうして今なの?どういうわけなのと尋ねても無言のポーを見て、娘は、死期が近いのねと尋ねると、肺やら血液やら骨やらにがんが転移して手の施しようがないと白状するポーだった。
それでも娘は頑なで、私のことを少しでも愛しているなら、(家族の犠牲ももとに)貴方の築き上げてきたものをすべて無に返して頂戴といい、どうしたらいいんだというポーの投げかけにも無言で立ち去っていくのだった。


取り巻きはテキサスに向かっていることを確認、ポーに、娘を人質に取り、金銭との交換をするのはどうかと進言するも、娘には絶対に手をだすなと釘を刺されててしまう。


警視より連絡が入り、銃で打たれた仲間の状況を聞かれ、医療品の提供の申し出を受ける。
仲間の状況を確認し、その申し出を受けることにする。


一方、女性警官は、主人公一味の身元を確認したことを報告、警察署での待機を命じられるが・・・
(→主人公の娘の入院先の資料をみて)


医療品とともにバスに乗り込む警視、注射したとたん死ぬ仲間、そこに警視の携帯に電話がかかって、主人公にお前にだと渡すとその相手はポーだった。

ポーは、主人公に戻ってくれば見逃してやると申し出るも、それを断る主人公、そして、警視がポーの手先だと告げると、激高して銃を向ける警備担当だったが、警官を殺したら、警察官に目の敵にされるんだぞと銃をを向けて説得を試みる。

そこにSATによる催涙弾が打ち込まれ、バスは激突して停止、取り囲む警官、上空にはメディアのヘリ
主人公は、狙撃を恐れて窓をスプレーで塗りつぶす。

スマートフォンで中の様子を撮影し、TV曲に提供する一味、警備員は、運転手に銃を向け、警官の後退を求めるが警官がそれに答えないため、思わず射殺してしまう。その場面が放送されたことで、警察も包囲網を後退させることを決断する。


そこに、主人公の娘から電話がかかってきて、娘たちと話す主人公、女性警官が病院に訪問、、主人公に電話させたのだった。
女性警官は、事情を把握したと伝え、手術費用を支払えないのだから、もう降参したらと投げかける。
その電話を切り、バスがとん挫して動けないことに切れると、運転手(射殺されたのは、運転手の命を守るために主人公が警備担当を射殺、そのシーンが放映されていた)が考えがあると申し出る。

バスの修理を交換条件に、1名以外全員解放、ヘリなどの追跡をしないことを条件に、目的地についたら最後の人質も解放すると申し出る。(警視受理)


バスが止まったらたら配置につかせた警官による一斉射撃を開始、お金を取り戻すと取り巻きに報告する警視
バスを止め、乗り込むとそこには運転手しかいなかった。

主人公は、解放された人質に紛れ、脱出、パトカーに乗り脱出するが・・・




最後:とんでもない大ドン出返しが起きますが、ここは映画館でお楽しみください。
















































































・ネタバレ
飛行場で取り巻きに捕まり、ポーのカジノまで連行される主人公
不手際を詫びる警視を射殺するポー
時間を確認しホットする主人公
→お金は、妊婦を装っていたバスに搭乗していた仲間の女性が持ち出しいた、
娘のために自己犠牲とは大したものだとほめ、ガソリンをかけた主人公に火をつけようとするポ取り巻き
その取り巻きを射殺するポー
病院で支払いをする仲間の偽装妊婦
それをみつける女性警官だが見逃す

お前はいい父親だといって主人公を開放するポー

女性警官より電話
主人公の手際に驚き、逮捕するのか>という投げかけにも、おかしなことに犯罪者を信用しちゃったのよね、人質もみんな同じ、絆っていうの・・・(見逃し)

バスに残り、今までやめていたたばこに火をつけるポー(パトカーのサイレンが迫ってくる)


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