Fury

ネットにアップされていたのでチェックしました。


ブラッド・ピット主演の戦争映画で日本ではまもなく公開のようです。
結論としては、まあ、普通に良い映画です。個人的には宣伝文句のようにアカデミー賞?って感じでした。


・あらすじ
北アフリカ戦線からの歴戦の下士官であるブラッド・ピットは、戦車長としてヨーロッパ戦線を進撃している。
激戦の中、隊員が一名戦死したため、欠員補充で1名配属されたのが助演の訓練所を数週間前にでたばかりの新兵だった。

その新兵は、最初の進軍の際にへまをやらかし、その結果、敵兵であるヒトラーユーゲント(子どもの兵士)に味方の戦車が大破炎上・戦車兵が火だるまの中でピストルで自決するのを目撃する。
新兵のミスを攻めるブラッドピッド、新平に戦争の現実を教えるために捕虜となったナチス親衛隊の射殺を命じるのだが頑なに拒否する新兵、それでもブラッド・ピットは、新平を押さえつけ、引き金を引かせることで、現実を教えようとする。

厳しい戦いの中進撃を続けるブラッド・ピット達だが、ドイツ軍のタイガー戦車の待ち伏せに合い、死闘を繰り広げるが、敵戦車を撃破した時には、味方の戦車が全て撃破されてしまっていた。
それでも進撃を続けるブラッド・ピットたちだが、戦車が立ち往生した時、敵の大隊が進軍してくる。

果たして、ブラッド・ピットたちは生き残れるのかというお話でした。


・感想
古参の下士官と新兵との対比で悲惨な戦争の現実を描写していくというありきたりの演出に、また、こういうのかと思ったのが、この映画を観はじめてすぐ思ったことでした。
新兵は、ミスをしながら甘い認識と厳しい現実の中で次第に成長していき、最後には立派な兵士になるという描写もある一方、戦争の中で人間がどんなに残酷な行為を行うかという部分もきちんと描写されているんですけど・・・

正直、ブラッド・ピッドが主演じゃなければ見なかったと思います。


また、砲撃や機関銃で兵士がなぎ倒されるシーンもCGを多用しているため、昔の戦争映画のような凄惨さがなく、ゲームをやっているような感じでした。
確かに、大口径の期間銃や戦車砲が体に当たればその部分が吹っ飛んでいくというのは理解できるんですけど、その描写が返って凄惨さを増すよりもフェイクぽっく感じました。
個人的には・・・でした。

といっても、よくできた映画だと思うので、1800円の価値はあると思います。

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あらくれの兵士たちの会話なので恋愛映画と違って非常に聞き取りづらいです。正直疲れました。