The Drop

全米で2014年9月14日に公開された映画”The Drop”がネットにアップされていたのでチェックしました。
ネタバレを知りたい方はスクロールをして後ろの方をご確認ください。


・あらすじ
ニューヨークのブルックリンでは、マフィヤの上がりがいろいろな人々の手を渡って回収されている。
その回収に携わっている人が知っているのは、渡されたお金をある場所に持っていき、それを定めさあられたところに引き継ぐだけ・・・

そんなマフィヤの回収ルートの一つであるバーが、主人公がバーテンダーとして働いているところ。経営者は叔父で、その叔父が渡された上がりを次の場所に引き継ぐ役割を担っていた。

そんなバーである日事件が起こる。強盗に襲われマフィヤの上がりと店の売り上げを持っていかれてしまうのだ。
それから回収ルートを担いながらも平穏な日々を送っていた2人に災難が降りかかる。
上がりを持っていかれたチェチェンマフィアは、埋め合わせをしろと脅しをかけはじめるが、この災難を主人公は潜り抜けることができるのかというお話


・感想
いわゆるアメリカの闇の部分を描いた映画なのですが、冒頓とした口調の主人公が、実は、結構肝っ玉の座った男で、その主人公の人間性と画の取り方のマッチしたいい映画だと思いました。
主人公の性格を際立たせる脇役として、ピットブルの子犬が登場するのですが、この犬と主人公との関係もうまく描けていて、犬好きには好印象の映画だと思います。


・リンク先(英語のみ・英語・日本語字幕なし)
下町のバーを営む2人が主な登場人物なので、NEWSのような発音ではないのですが、語り口がゆっくりなので聞き取り易い方だと思います。




























・ネタバレ
状況説明
→主人公帰り道に傷ついた子犬を見つけると同時にヒロインと出会う。
 傷ついた犬をヒロインが治療、飼うかどうか決心するまでヒロインに預かって貰う
→バーが強盗に襲われる
→犬を飼うことを決心しヒロイン宅へ、犬の用具の買い物に付きあって貰う
→主人公たちへの嫌がらせが始まり、どんどん激化していく。
→犬の散歩の途中で犬のヒロインと再開、見知らす男性に犬を褒められる。
→ヒロインが失職、犬の世話係をさせて貰えないかと頼まれる。
→自宅に散歩中に出会った男性(実はヒロインの元恋人)が訪れ、自分の犬だ返せと迫られる。
→主人公、犬を引き取る代わりに要求通り1万ドルを支払う決心をする。
→ヒロインの元恋人がヒロイン宅に不法浸入、ヒロインを着飾らせて主人公のバーへ
→主人公はヒロインの元恋人のマフィアの上がりを寄越せという要求を拒絶し、ヒロインの目の前で元恋人を撃ち殺してしまう。(死体は店で切り刻んで処分)
→叔父はマフィアとけりをつけようと色々と試みるも失敗し、マフィアに殺される。
 (最後の大勝負の相棒はなんとヒロインの元恋人)
→上がりを奪おうとした元恋人の射殺と叔父の死を持ってマフィアとは和解、回収ルートを叔父から引き継ぐ(今まで通りの生活に)
→散歩の途中、ヒロイン宅を訪れ偶然にもヒロインを見つける。主人公の前に立つヒロインに対し、迷惑だったら立ち去るけどもし君が・・・という主人公の誘いにヒロインがジャケットを取ってくるからと回答、ヒロインのこちらに近づく足音がBGMで流れる中、ヒロインを見つめる主人公のアップでエンドロールへ