No Escape (2015)
日本では9月に公開された映画”no escape"(邦題:クーデター)がネットにアップされていたのでチェックしました。
・感想
中堅どころの役者に、いぶし銀のピアース・ブロスナンといったところで、そこまで予算豊富な映画じゃないんだろうなと予想がつきましたが、それでも最後まで飽きさせない展開でよかったです。
あと、この映画で一番よかったシーンは、ピアース・ブロスナンが、人を殺してしまったと告白する主人公に対して、このクーデーターも外国企業による搾取から家族を守るために発生したんだよ、君が家族を守ったように・・・
というシーンでした。
やっぱり、ピアース・ブロスナンは恰好いいと思いました。
・あらすじ(ネタばれ)
水の供給会社に勤務する主人公は、社名によりテキサスのオースティンから、東南アジアに転勤になる。(家族も同行)
⇒飛行機の経路地図によるとおそらくカンボジア勤務
飛行機の中で、後ろの席に座った男性(ピアース・ブロスナン)が、娘のお気に入りの熊の人形を拾ってくれたことがきっかけとなり、白タクが多いからといって、自分の手配したタクシーに同乗させてもらって、ホテルまでに行くことになるが、ホテルへ行く途中、不穏な光景を目撃してしまう。
ホテルに到着後、テレビが映らないが、TVの故障だと思って、フロントに言いにいった帰り、カラオケバーでピアース・ブロスナンに再び遭遇し、世間話を交わす。
翌日、英字新聞を取りにフロントに行くと、まだ、ホテルに配達されていません。近所でてに入ると教えられてその店まで行ってみると、新聞は3日前のものが売られていた。
仕方なくそれを手に取りホテルに帰る途中、大規模な暴動に遭遇、必死にホテルに帰ると、アメリカ人の男性が引きずり出されて、目の前で射殺されてしまうのだった。
ここから、必死の逃亡劇が始まります。
クーデータの一味に捕まった主人公を危機一髪のところで、ピアースとタクシー運転手が助け、ピアースの隠れ家に一旦隠れることに・・・
そこでのピアースとの会話の中で、ピアースがイギリスの諜報機関に所属していることがわかり、さらに、このクーデーターが発生した理由が、外国企業による過酷な労働環境に端を発していること、そして、川を下れば国境があるから、そこから隣国に脱出しようとしていることを教えられるのだったが、睡眠中に襲撃されてしまう。
ここで、タクシー運転手は死亡、ピアースも途中打たれ、相手を道ずれに死亡、主人公一家だけで、国境を目指すことになる。
高級時計とナイキと交換にボートを手に入れたところで、再び敵に捕まるも、奥さんの奮闘で危機を脱出する。
最後、打たれた主人公が入院している病院のベットの上に家族全員が寄り添って、長女の出産の時は、難産で大変だった、産声を上げないので、必死にお母さんが叫んだら・・・・ 私は産声を上げたのね。
と家族のきずなを再び確認しているところで、エンドロール