The Martian (日本公開:2016年2月5日)

マット・デイモン主演の映画がネットにアップされていたのでチェックしました。


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・英語のみ(字幕なし)、高画質
http://viooz.ac/movies/28029-the-martian-2015.html



・感想
映画館でみても後悔しない作品だと思います。



・あらすじ(ネタバレ)

NASAの火星探査チームのクルーであるマット・デイモンは、植物学者、火星で作業中に大きな嵐に巻き込まれます。
船長の判断で火星から脱出を試みますが、その途中、マットは嵐の中に放り出され、発信装置の信号も途絶えたことから死亡したと判断、他の船員たちは、マットを諦め、火星から脱出、地球へ帰還してしまいます。


酸素残量の警告音で目を覚ますマット。
火星に取り残されたマットは、次の探査機が火星に再びたどり着く4年後まで、どうやって生き抜いていけばいいのか冷静に考え、考えた案を実行していきます。


食料 : 他のクルーの分のレーションを一人で消費しても、足りないことから、火星でじゃがいもを栽培
→栽培に必要な水や酸素は、宇宙船の水素燃料を燃焼させることで生成
通信 : 以前に火星に持ち込まれた PATHFINDER を活用してNASAと通信

など、知恵を絞って生き抜いていきます。


一方、NASAでは、通信担当の女性が、火星のベースキャンプに設置された機器からのメッセージが届いたころからマットの生存を発見、既に死亡したと発表してしまった宇宙飛行士をどうやって帰還させるかについて検討しし始めます。
ところが、事故でマットが栽培していたじゃがいもが全滅してしまったため、時間的な制約をクリアーする案がなかなか思いつきません。

そんな中とある宇宙力学の研究者が、スイングバイを使って、マットの乗っていた宇宙船を加速させ、火星に戻し、マットを救うという突拍子もない案を提案します。
幹部連中で検討したところ、案としての妥当性はあるものの、成功の確率は決して高くない、一人の宇宙飛行士を救うために、残り5名の宇宙飛行士の命を危険にさらすのは、いかがということで別案でいくことになりますが・・

幹部のうちの誰かが、宇宙飛行士の家族からのメールに、その案を忍ばせ、彼らの判断に任せようとします。

この案のデメリットは・・・
補給物資のランデブーに失敗すれば死亡、地球を使ったスイングバイに失敗すれば死亡、そして、仮にこの2つのミッションを完璧にこなしだとしても、533日もの航海を更に行わないといけないことでした。

これのデメリットがあるにも関わらず、彼らの出した結論は、マットを救いに向かうというものでした。


月日は流れ、火星に宇宙船が到着する日、マットは、火星に残されていた土壌採取ロケットに乗り込みます。
→突発的な嵐のため回収できずに火星においてきたロケット
宇宙船からの遠隔操作で打ち上げられた採取ロケットは、ランデブーポイントに向かいますが、双方のスピードが速いこと、距離が遠いことから、マットを回収できそうにありません。

そこで、宇宙船では、自家製の爆薬を作り、宇宙船の前方部分を爆破、その反動を活用し減速を試みます。
一方、マットは、宇宙服をやぶき、そこから噴出する酸素で減速、さらにその酸素の噴出を使って、船外にでたクルーに向かいます。


映画なのでもちろん、マットの救出は成功、それを喜ぶ人々


最後、マットは宇宙飛行士の幹部候補生学校の教官として教鞭を振るい、自分の火星での経験を話します。
一方、ほかの関係者はというと・・・

再び、宇宙船のクルーとして打ち上げられるもの
後方支援としてかかわるもの
それを、家族とともに見守るもの

など、その後の関係者の日々を流して


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